今日が梅雨入りならば rainy season

関東甲信越地方は今日梅雨入りしたそうです。
葉がうすくて柔らかい新緑の季節は本当に木々がきれいだった。例年のように、今年も梅雨が来て、多分雨がしばらく続き、7月くらいに熱気と太陽が梅雨を追い払うようにして、じりじりと暑い陽炎を連れて来るのだろう。

梅雨といえば、雨がはたと止んで一瞬陽が顔を出した時の、まだ雨しずくに濡れる紫陽花、薄水色や赤紫の紫陽花がとても好きだ。紫陽花の花言葉は「移り気」(次々と花の色を変えるように見えることから)らしいのだけど、水がなくてくたーっと頭を垂れてしまっていた紫陽花が、梅雨の雨でいきなりRevitalizeされる様子は微笑ましい。梅雨に入るとみんな傘を持ち歩くようになり、カラフルな新品の傘たちが雨をはじく様子は、紫陽花に似ていなくもない。*1

さて☆ そろそろグルメ求道者としての本懐を思い出してもいいですか? という話で言えば(パクリ 2.0)、この時期はやはり鱧 ハモが美味しいと思う! 梅雨ごろから流通が始まって、7月の終わりくらいには食べ納めになるハモ。梅雨の雨を飲んでいるから梅雨のハモは美味い、などとはよく言ったもので、じっとりと汗ばむ外から涼しい店内に入って、ハモの澄まし汁とか、梅肉とハモの湯引きの味わいを楽しむのは、たまらない道楽だといえる。

今日は仕事の山も無事乗り越えたところだし、もう出て紫陽花を見て、ハモを食べに行ってきます!