滋賀・信楽・大阪

11月7日.友人の車で一路滋賀まで行ってきた.

琵琶湖湾岸 さざなみ街道

摂津本山を朝10時過ぎに出発.大阪で友人をピックアップ.摂津からだと20分もかからず大阪に到着.阪神線の利便性に関心した.滋賀の草津まで別の友人を迎えに行ったのでついでに琵琶湖湾岸線(さざなみ街道)を走る.11月とは思えない日差しが眩しい.なかなかに心地よいドライブウェイ.ただ,琵琶湖の景色は少し行っただけでは代り映えしないので,運転するなら長い距離にしたい.折角近くまでいったので,滋賀県立琵琶湖博物館でトンネル型水槽を見てくれば良かった.次に行く時は足を伸ばしてみよう.

Miho Museum

*
車を南に向けて,信楽焼信楽に入り,さらに南下してMiho Museum(http://www.miho.or.jp/)へ.コレクションは正直どうも評価しかねるが,I.M.ペイによる建物は息をのむ素晴しさだった.今まで見てきた中でも群を抜いていると思う.自然との調和を重視して,建物の8割を地中に埋めたとのこと.外側の自然と内側の幾何学模様のバランスが素敵だった.庭の手入れも隅々まで行き届いており,一年を通じて楽しめそうだ.写真の腕が上がったらまた来たい.庭の紅葉が美しかった.


う?松

国道一号線まで出て,松茸と近江牛のすき焼食い放題なるう?松へ.

閑話休題.パンフレットの店名ロゴが達筆過ぎて解読出来なかった^^; callifraphyはブランドを表現する一要素とはいえ,読めない事が時々あるのは困ったことだ.それが"違いがわかる人だけのブランドです"というブランドの姿勢なのであればそれも仕方ないのかもしれないが.

ともあれ,う?松に向かったのだが何度お店に電話しても道が分からず,小一時間山の中で迷った.とにかく分かりづらい! 自転車専用道路らしい所を通り抜け,全員やや疲弊して辿り着く.迷った効果かどうかは分からないが,すき焼きの味にはいたく感動した.すき焼きを発明した人もまさかこれ程まで美味しくなるとは想像していなかったのではないか,と思えるほど.加えて,どうやら裏の山で松茸が取れるらしく,というかそれが売りらしく(若輩者の僕には近江肉しか頭に無かったが),松茸をキャベツの如く扱ってくれる豪儀さには驚いた.キノコ類は必ず火を通すというイメージだったけれど,さっと湯にくぐらせるだけでも香りが出るのだね.松茸をふんだんに浸かった前菜も美味しかった.しかも最後にお土産という事で,栗・林檎・柿を抱えるほどもらった(笑).ここで,この店には絶対また来ると確信.来秋かな.お店への行き方はこちら


el cielo

www.el-cielo.com
最後に大阪に帰って,福島の近くで立ち寄った夜カフェ朝日放送の前の難波筋を超えて,路地を東に少し歩いたところにある.最高.今日はここに来るために遠出をしたようなものだ.照明・音楽・空間演出・ドリンク・フード・サービスどれをとっても完璧と言って良いと思う.カプチーノを注文したら,泡に葉っぱを描いて持って来てくれた.女性が行くと時々その人の似顔絵を描いてくれるらしい.カフェなのにデザートはパティシエが作っているという力の入れよう.僕は物事を大げさに言う傾向にあるのだけれど,今までで一番気に入ったカフェNo1にランクイン.因みにcieloはイタリア語で空という意味,



家に帰ったのが2時過ぎ.疲れたが楽しかった!
食べ物 10点
場所の発見10点
文化活動 7点
ということで今回の総合評価は8点. Very Good :D