状況ごとに異なる効果的リーダーシップスタイル

自分や自分のチームのリーダーは、組織にDiversityが高い時にうまく働きますか? それとも組織のDiversityが低いときにうまく働きますか?

(Diversityってのは、語義的には多様性のことで、「当該組織の構成員が、人種や国籍や性別などの表面に見える差異をこえて、目的、考え方、価値観などの内面性においてどれほど分散があるか、」を意味します。表面に見える差異だけを取り上げて多様性を論じる人もいると思うけどねー。)

会社の先輩と話していて共通の認識をもったのですが、
大学のときに体育会をしていた人は、Diversityが低い時にうまく機能する。
一方、大学のときにサークルをしていた人は、Diversityが高いときにうまく機能する。
そんなことってないですか?

理由を考えるに、おそらく以下のようなものなんだと思う。直感的に。
サークルに比べて、体育会では「勝つ」という目標をメンバーが共有しているという特徴を持っている。
一方、サークルは、体育会に比べて、そもそも多様な人が多様な目的で集まっているため、そのなかでうまくマネージしていかなければいけない。
おそらくそんな感じでは。

では、自分がDiversityが高いとき/低いとき、どちらが強いか考えた上で、
1) 強い領域でさらに勝っていくにはどういう考え方・行動が必要か?
2) 弱い領域を補うにはどういう考え方・行動が必要か?
を考えてみよう。