民主党と自由党の合併

自由党と民主党の合併について、
「節操が無い」とか、「主張が違うのに合併するのはおかしい」とする声もあると思うけれど、
合併によって野党の勢力が強まれば、それは自民党への競争圧力が強まることを意味するので、
いずれにしても色々な分野での改善が期待されるから、
それはそれで結構なことだと僕は思っています。

民主党のマニフェスト(全文PDFはこちら)にしても、内容の妥当性はともかく、
これを見た人が自民党HP
>10月10日発表いたしました「自民党政権公約2003」は公職選挙法の規程によりホームページには掲 載できません。
>衆議院議員総選挙公示後、支部連合会、選挙事務所等で配布いたします。
の記載を見たら、
「なんだこりゃ!?もっとがんばれよ」という気持ちにはなるでしょう。
適度な競争の存在が、政策の質の向上につながることを期待。

そういえば定年問題に関する議論が長引いているのは、
選挙直前に小泉氏が定年制を導入する、と宣言して、
自民党がそれに従って、小泉氏のリーダーシップを選挙直前に印象づけるというシナリオなのかな。
もうしばらくアンテナを張っておこう。

優秀な政治家を排出できる、優秀な有権者であるために、
国民の側も努力が必要、と思う。